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レニウムとは?

れにうむ

レニウムとは、極めて高い融点と優れた高温強度をもつ希少な遷移金属元素で、ジェットエンジン部品などに不可欠な素材です。

レニウム(Rhenium)は、元素記号Re、原子番号75の遷移金属元素です。1925年にドイツ化学者イダ・タッケ、ヴァルター・ノダック、オットー・ベルクによって発見され、ライン川にちなんで命名されました。周期表では第6周期・第7族に位置し、マンガンやテクネチウムと同族です。

レニウムの最大の特徴は非常に高い融点です。タングステン(融点約3422℃)に次いで高い融点(約3186℃)を持ち、すべての金属元素の中で2番目に高融点の物質です。また、高温での機械的強度・クリープ抵抗性に優れており、高温環境での使用に適しています。

主な用途として特に重要なのがジェットエンジンのタービンブレードです。ニッケル基超合金にレニウムを数パーセント添加することで、高温での強度と耐久性が大幅に向上します。最新の航空機用エンジンの高性能化に不可欠な元素として位置づけられています。その他、石油精製の触媒(白金-レニウム系触媒)にも大量に使用されます。

地殻中の存在量が非常に少ない希少元素であり、主にモリブデン鉱石やチリ産の銅鉱石を製錬する際の副産物として回収されます。年間生産量が限られることから、戦略的重要性の高い希少金属として管理されています。

使い方・例文

次世代の旅客機エンジンに使われるタービンブレードには、高温でも変形しにくくするためにレニウムを含むニッケル超合金が採用されています。

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