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レコンキスタとは?

れこんきすた

レコンキスタとは、中世イベリア半島においてキリスト教勢力がイスラム教勢力から領土を奪還した長期にわたる軍事・政治運動のことです。

レコンキスタ(Reconquista)とは、「再征服」を意味するスペイン語・ポルトガル語の言葉で、711年のイスラム勢力によるイベリア半島征服から、1492年のグラナダ陥落までの約780年間にわたって続いたキリスト教諸王国によるイスラム支配地域の奪還運動を指します。

8世紀初頭、北アフリカから渡ったウマイヤ朝の軍勢がイベリア半島の大部分を征服し、イスラム文化圏「アル=アンダルス」を形成しました。これに対して、半島北部の山岳地帯に残存したキリスト教勢力が徐々に南下しながら領土を回復していきます。カスティーリャ王国・アラゴン王国・ポルトガル王国などが中心となり、数百年をかけて勢力を拡大しました。

この過程でキリスト教・イスラム教・ユダヤ教の三文化が交差し、学術・建築・農業技術などが融合したイベリア独自の文化が育まれました。アルハンブラ宮殿などの建築物はその遺産です。1492年、カトリック両王(フェルナンドとイサベル)がグラナダ王国を陥落させてレコンキスタは完成し、同年コロンブスがアメリカ大陸に到達するなど、スペインがヨーロッパの大国へと躍進するきっかけともなりました。

レコンキスタは現代においても、宗教と政治・民族のアイデンティティを論じる歴史的文脈として頻繁に参照される出来事です。

使い方・例文

スペインやポルトガルの歴史・文化を学ぶ授業や書籍で頻繁に登場するほか、中世ヨーロッパの宗教・政治史を扱うゲームや映像作品の舞台設定としても使われます。

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