ルムンバとは?
るむんば
ルムンバとは、コンゴ民主共和国の独立を主導したアフリカ民族主義の指導者で、初代首相として就任したものの、就任直後に暗殺された悲劇的な人物です。
パトリス・ルムンバ(Patrice Lumumba、1925〜1961年)は、コンゴ共和国(現コンゴ民主共和国)の政治家・民族運動指導者です。ベルギー領コンゴのカタココ(現在のコンゴ民主共和国カサイ州)に生まれ、郵便局員として働きながら政治活動を開始しました。
1958年にコンゴ民族運動(MNC)を設立し、ベルギーからの独立運動を指導しました。彼の主な主張は以下の通りです。
- ベルギーからの完全独立と国家主権の確立
- アフリカ民族主義とパン・アフリカニズムの推進
- コンゴの天然資源の国民による管理
- 汎アフリカ的な連帯と非植民地化の実現
1960年6月、コンゴがベルギーから独立すると、ルムンバは初代首相に就任しました。しかし独立直後からカタンガ州の分離独立問題、国内の政治的混乱、旧宗主国ベルギーや冷戦期の列強(米国・ソ連)による介入が重なり、就任からわずか数か月で失脚します。
1961年1月、ルムンバはベルギー・CIA・コンゴ国内の反ルムンバ勢力が関与したとされる政治的陰謀により暗殺されました。享年35歳でした。その死後、ルムンバはアフリカ解放運動の殉教者・英雄として多くのアフリカ諸国で称えられ、アフリカ民族主義の象徴的存在となっています。
使い方・例文
「コンゴ民主共和国の独立記念日に関連した歴史を調べると、ルムンバの名前は必ず登場する建国の父的存在です。」
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