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ルキアノスとは?

るきあのす

ルキアノスは古代ローマ時代のギリシャ語作家で、風刺的な対話篇や諷刺文学によって後世の文学に大きな影響を与えた人物です。

ルキアノス(Loukianos、ラテン語名:Lucianus、2世紀頃)は、現在シリアにあたるサモサタ出身の古代作家です。ギリシャ語で執筆し、ローマ帝国時代に活躍しました。本職の弁論家として各地を遍歴した後、著述活動に専念し、多数の対話篇・風刺作品を残しています。

ルキアノスの文学は鋭い風刺と皮肉を特徴としており、哲学者・神々・社会的権威者を容赦なく笑いの対象とする姿勢が一貫しています。プラトンの対話篇の形式を借りながらも、それをパロディとして活用した点が独創的です。

代表的な作品には以下のようなものがあります。

  • 『死者の対話』:冥界での死者たちのやりとりを通じて人間の虚栄を諷刺
  • 『神々の対話』:オリンポスの神々を人間的弱点のある存在として描き、神話を笑い飛ばす
  • 『本当の話』:想像上の宇宙旅行を描いた空想的な物語で、近代SF小説の先駆とも評される
  • 『哲学者の売り立て』:著名哲学者の思想を辛辣に批評する作品

ルキアノスの作品はルネサンス期に再発見され、エラスムスやトマス・モアをはじめ多くの人文主義者に影響を与えました。諷刺文学という文学様式の形成に貢献した古典作家として高く評価されています。

使い方・例文

「古代の風刺文学」や「ギリシャ語散文の名手」について語るとき、ルキアノスの名は必ず参照されます。

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