リリウオカラニとは?
りりうおからに
リリウオカラニとは、ハワイ王国最後の女王で、アメリカによる王政廃止に抵抗し、ハワイの主権回復を訴え続けた人物です。
リリウオカラニ(Liliʻuokalani、1838〜1917年)は、ハワイ王国の最後の君主(女王)で、1891年から1893年まで在位しました。ハワイ初の女性君主でもあります。
彼女は兄カラカウア王の死去を受けて即位し、ハワイ先住民の権利回復と王権強化を目指した新憲法の制定を試みました。しかし1893年、アメリカ人実業家・砂糖農園主らとアメリカ海兵隊が結託したクーデターにより王政は廃止され、リリウオカラニは退位を強いられました。
その後も彼女はハワイの主権回復のために戦い続けました。
- 1895年の王政復古運動が失敗に終わると、逮捕・幽閉されました。
- アメリカ政府への請願活動やワシントンへの陳情を続けましたが、1898年にハワイはアメリカに併合されました。
- 晩年は音楽・作詞に専念し、ハワイの名曲「アロハ・オエ」を作曲したことでも知られています。
リリウオカラニの生涯は、植民地主義と先住民族の権利という問題を象徴するものとして、現在も世界的に研究・語り継がれています。2023年にはアメリカ合衆国議会が彼女に対するクーデターへの関与を公式に認める決議を行いました。
使い方・例文
「ハワイの歴史を扱った展示や書籍では、リリウオカラニ女王が必ずといえるほど中心的な存在として取り上げられる。」
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