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リャン・カイ(林彪)とは?

りんぴゃお

林彪とは、中国人民解放軍の名将として数々の戦功を収めた軍人・政治家で、毛沢東の後継者と目されながらもクーデター未遂の疑いで失脚・死亡した人物です。

林彪(Lín Biāo、1907〜1971年)は、湖北省出身の中国共産党の軍人・政治家です。黄埔軍官学校に学んだ後、中国工農紅軍に入り頭角を現しました。長征(1934〜1935年)では優れた指揮能力を発揮し、若くして重要な軍職を担いました。

日中戦争・国共内戦を通じて多くの戦闘で勝利を収め、特に国共内戦末期の遼瀋戦役・平津戦役など東北地方での大規模作戦での指揮は高く評価されています。朝鮮戦争(1950〜1953年)では中国人民志願軍の指揮にも関与しました。

1966年から始まった文化大革命では毛沢東の最側近として台頭し、1969年の中国共産党第九回全国代表大会で毛沢東の「後継者」として党規約に明記されるほど絶大な権力を握りました。この時期、林彪は毛沢東の個人崇拝推進に大きく貢献しました。

しかし1971年9月、毛沢東暗殺計画(「571工程」)に関与したとされるクーデター未遂が発覚し、林彪はソ連へ逃亡を図ったとされます。搭乗した飛行機がモンゴルで墜落し、死亡しました。死後、「反党・反革命分子」として断罪され、現在も中国では否定的に評価されています。

使い方・例文

中国文化大革命史や中国共産党の権力闘争を解説する文脈で必ず登場し、後継者指名と失脚という政治的運命の劇的な転換として引き合いに出されます。

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