リトポロジーとは?
りとぽろじー
リトポロジーとは、3DCGモデルのポリゴン構造を再構成し、アニメーションや編集に適した形に最適化する技術です。
リトポロジー(Retopology)とは、3DCGの制作工程において、既存のポリゴンメッシュを新たに再構成するプロセスを指します。主にスカルプティングソフトウェア(ZBrushやMudboxなど)で作られた高ポリゴンモデルを、ゲームエンジンやアニメーション用途に適した低ポリゴンモデルへ変換する際に行われます。
スカルプティングで作られたモデルは非常に高密度なポリゴンを持ち、細部の形状表現には優れていますが、そのままではリアルタイムレンダリングやキャラクターアニメーションに使用できません。リトポロジーでは、元モデルの表面をなぞるように新たなポリゴンループを手動または自動で配置し直します。
リトポロジーで重視されるポイントは以下の通りです。
- エッジループの流れを筋肉や関節の動きに合わせる
- ポリゴン数を削減してパフォーマンスを最適化する
- 四角形ポリゴン(クアッド)を主体とした均一なメッシュにする
- UVマップ展開がしやすい構造にする
リトポロジー後の低ポリゴンモデルにはノーマルマップを焼き付けることで、高ポリゴンモデルの細部表現を再現します。ゲーム・映像・VR・AR制作において欠かせない工程であり、完成品のクオリティとパフォーマンスの両立を支える重要な技術です。
使い方・例文
キャラクターの顔をスカルプティングで造形した後、表情アニメーション用にリトポロジーを行い、口や目の周囲にエッジループを適切に配置し直す作業がその典型例です。
この用語をシェア
最終更新: