リクニス属とは?
りくにすぞく
ヨーロッパやアジアを原産とするナデシコ科の一属で、鮮やかな赤・ピンクの花を咲かせる観賞植物として知られます。
リクニス属(Lychnis)は、ナデシコ科(Caryophyllaceae)に属する多年草または二年草の属です。ヨーロッパから西アジアにかけて分布し、20種前後が知られています。観賞価値の高い花を咲かせるため、園芸植物としても広く栽培されています。
リクニス属の主な特徴は以下の通りです。
- 花弁は通常5枚で、先端が切れ込む(二裂)ものが多い
- 花の色は赤・ピンク・白・オレンジなど鮮やかなものが多い
- 萼は筒状で、縦に脈が走る
- 茎や葉に細かい毛が生えるものが多い
代表的な種として、センノウ(仙翁)(L. senno)は日本でも古くから親しまれた夏の花壇植物です。またスカーレットリクニス(L. chalcedonica)は深紅の小花が半球状にまとまって咲き、ヨーロッパの庭園で人気の高い種です。近縁のシレネ属(Silene)とは形態が非常に似ており、分類上も統合・分離が繰り返されてきた経緯があります。
日当たりと水はけの良い環境を好み、比較的丈夫で育てやすいことから初心者向けの宿根草としても推奨されます。花壇の背景や切り花としても活用されます。
使い方・例文
夏の花壇でオレンジや赤の明るい花を咲かせる「センノウ」や、ガーデニングの本に登場する「スカーレットリクニス」がリクニス属の代表例です。
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