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リアリティオリエンテーションとは?

りありてぃおりえんてーしょん

アリティオリエンテーションとは、認知症や意識障害のある人に対して現実の時間・場所・人物などを繰り返し伝え、見当識を回復・維持させる認知リハビリテーション技法です。

アリティオリエンテーション(Reality Orientation、RO)とは、認知症や器質性精神障害のある人が「今はいつ・ここはどこ・自分は誰」という基本的な見当識(けんとうしき)を失いかけているときに、それを繰り返し提供することで現実認識を助ける非薬物療法です。1960年代アメリカの精神科医ジェームズ・フォルサムらによって体系化されました。

手法は大きく二種類に分けられます。

  • 24時間RO:ケアスタッフが日常のあらゆる接触場面(食事・入浴・移動など)で「今日は○月○日です」「ここは○○病院です」などと自然に声がけする方法。
  • クラスROセッション:小グループで1日1回程度、専門スタッフが構造化されたプログラムとして実施する方法。カレンダー・時計・季節の物品などを活用します。

効果としては、軽〜中等度の認知症における見当識の改善や自信の回復、周辺症状(BPSD)の軽減が報告されています。ただし重度の認知症や、バリデーション療法との組み合わせが適切かどうかはケースごとに検討が必要です。近年はその人の主観的体験や感情を尊重するパーソンセンタードケアの考え方とも組み合わせて実践されます。

使い方・例文

朝のケアで「おはようございます。今日は2024年10月15日、火曜日ですよ。秋晴れの良い天気ですね」と伝えることが、24時間ROの典型的な実践例です。

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