ランゴとは?
らんご
ランゴとは、西アフリカのマリ共和国などで演奏される伝統的な弦楽器、あるいは同地域の民族音楽・文化的文脈で登場する概念を指します。
ランゴ(lango)は、西アフリカ・マリ共和国を中心とした地域の音楽・文化の文脈で使われる語で、特定の弦楽器や音楽的実践を指す場合があります。マリはグリオ(jeli)と呼ばれる世襲の語り部・音楽家の伝統が根付いており、コラ・バラフォン・ンゴニ・カマレンゴニといった多彩な楽器文化を持ちます。
カマレンゴニ(kamelengoni)は「若者のコラ」とも呼ばれる六弦から十弦程度のハープリュート型弦楽器で、ランゴ系の呼称で呼ばれることもある楽器です。ひょうたんの共鳴胴に棒状のネックを挿し込み、弦を指でつまびく奏法が特徴で、現代的なブルース・ジャズとも親和性があることから国際的な音楽シーンでも注目されています。
西アフリカの弦楽器・音楽の特徴として以下が挙げられます。
- ひょうたんや木をくり抜いた共鳴胴を使用した有機的な音色
- 口承・演奏を通じて家系内で受け継がれる伝承方法
- 農耕・儀礼・冠婚葬祭など社会的な場面での演奏機能
- 即興と定型旋律を組み合わせた演奏スタイル
西アフリカの音楽はアメリカのブルースやジャズの起源にも深く関わっており、ランゴをはじめとする伝統弦楽器はその文化的連鎖を考えるうえで重要な位置を占めています。
使い方・例文
世界音楽(ワールドミュージック)のフェスティバルやドキュメンタリーで、マリの伝統的な弦楽器奏者が演奏する場面にランゴ系の楽器が登場することがあります。
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