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ラウル・カストロとは?

らうるかすとろ

ウルカストロとは、キューバ革命の指導者フィデル・カストロの弟で、兄の後を継いでキューバの最高指導者を務めた政治家です。

ウルカストロ(1931年〜)は、キューバ政治家・軍人で、兄フィデル・カストロとともにキューバ革命(1959年)を成功させた中心人物の一人です。革命後は国軍の最高司令官として軍の組織化と近代化を担い、キューバ革命政権の安定を支えました。

2008年、健康上の理由から引退した兄フィデルの後任として国家評議会議長および閣僚評議会議長に就任し、事実上のキューバ最高指導者となりました。在任中は兄の路線を基本的に踏襲しつつも、経済面では一定の市場原理の導入を図り、個人事業の認可拡大や外資誘致など、限定的ながら改革志向の政策を打ち出しました。

外交面では2015年にアメリカのオバマ政権との国交正常化を実現し、半世紀以上にわたった米キューバ間の断絶に歴史的な終止符を打ちました。この出来事は国際社会から広く注目されました。

2021年にキューバ共産党第一書記も辞任し、公式の政治指導者の座を退きましたが、キューバ政治における影響力はなお大きいとみられています。社会主義体制の維持を掲げながらも、限られた範囲での変化を模索したキューバ現代史の重要人物です。

使い方・例文

キューバの政治や米キューバ関係、ラテンアメリカの社会主義を学ぶ授業・資料でよく登場します。フィデル・カストロとセットで解説されることが多い人物です。

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