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ライツオファリングとは?

らいつおふぁりんぐ

ライツオファリングとは、既存株主に対して新株を優先的に購入できる権利(ライツ)を付与して資金調達を行う増資手法です。

ライツオファリング(Rights Offering)とは、株式会社増資を行う際に、既存の株主に対して新株を優先的に引き受ける権利(ライツ)を無償で配布し、株主がその権利を行使することで新株を取得できる仕組みの公募増資手法です。日本では「株主割当増資」に近い形として制度化されており、東京証券取引所でもライツ・オファリングの上場制度が整備されています。

ライツオファリングの基本的な流れは以下のとおりです。

  1. 取締役会が増資を決議し、既存株主に対して保有株数に応じてライツを付与する
  2. 株主はライツを行使して新株を行使価格(通常、市場価格より割安な設定)で購入できる
  3. ライツは一定期間、市場で売買することも可能(コミットメント型は証券会社が引受保証)
  4. 行使されなかったライツは失効する

既存株主にとってのメリットは、新株を優先的に割安で取得できるため、持分比率の希薄化を防げる点です。一方で権利を行使しない場合や売却しない場合には希薄化の影響を受けます。

発行企業にとっては、コミットメント型(証券会社が未行使分を引き受ける)であれば確実な資金調達が可能です。日本では金融危機後の企業再建や、中小上場企業の資金調達手段として活用されることがあります。ただし市場では「業績の悪化」「希薄化懸念」のシグナルとして株価下落につながる場合もあるため、市場との対話が重要です。

使い方・例文

財務基盤を強化したい上場企業が既存株主に対してライツを発行し、割安価格で新株を購入する機会を提供することで増資を実施する場面で登場します。また、ライツ自体が市場で売買される場面でも用いられます。

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