ヨハンナ (カスティーリャ女王)とは?
よはんなかすてぃーりゃじょおう
ヨハンナ(カスティーリャ女王)とは、16世紀スペインのカスティーリャ女王で、精神的な不安定さから「狂女フアナ」と呼ばれた悲劇の君主です。
ヨハンナ(スペイン語名:フアナ、1479〜1555年)は、スペイン統一を成し遂げたイサベル1世とフェルナンド2世の娘として生まれ、カスティーリャ王国の女王となった人物です。「フアナ・ラ・ロカ(狂女フアナ)」という異名でも知られています。
ヨハンナはハプスブルク家のフィリップ(美公フェリペ)と結婚し、深く愛情を抱きました。しかし夫は早世(1506年)し、その死後ヨハンナは精神的に不安定な状態となったと伝えられています。彼女は夫の棺を伴い各地を旅したという逸話が残されており、これが「狂女」の称号の由来とされています。
実母イサベル1世の死後、カスティーリャ女王として即位しましたが、精神状態を理由に父フェルナンド2世や後に息子のカルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)によって摂政・後見の名目で実権を奪われました。晩年はトルデシリャスの城に幽閉されるように過ごし、その地で生涯を終えました。
近年の歴史研究では、ヨハンナの「狂気」は周囲の政治的意図によって誇張・利用された可能性も指摘されており、悲劇の女王として再評価が進んでいます。
使い方・例文
「ヨハンナはカスティーリャの正当な女王でありながら、狂気を理由に権力を剥奪されたとして、歴史的再評価の対象となっています」のように語られます。
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