ユーフォルビア・オベサとは?
ゆーふぉるびあおべさ
ユーフォルビア・オベサとは、南アフリカ原産のトウダイグサ科の多肉植物で、球形の独特な姿から「野球ボール」とも呼ばれる人気の観葉植物です。
ユーフォルビア・オベサは、南アフリカのケープ州北部に自生するトウダイグサ科(ユーフォルビア属)の多肉植物です。学名はEuphorbia obesaで、「obesa」はラテン語で「太った・肥満した」を意味し、その丸みを帯びた体型に由来します。
外見上の特徴として、幼株のうちは完全な球形に近く、成長するにつれて上部がやや細長い円柱形になっていきます。表面には縦方向に複数の稜(りょう)が走り、刺はなく、表皮は灰緑色から緑褐色で、横縞模様のような帯が入ることがあります。この姿がサッカーボールや野球ボールに似ているため、「バスボールプランツ」などの愛称でも親しまれています。
ユーフォルビア属は雌雄異株であり、オベサも雄株と雌株が別々に存在します。小さな花が球体の頂点付近に咲き、受粉には雄株と雌株の両方が必要です。種子は弾けて飛び散る性質があります。
栽培上の注意点として、ユーフォルビア属全般に共通する白い乳液(ラテックス)を含んでおり、皮膚や目への刺激があるため取り扱いに注意が必要です。また、自生地では乱獲による数の減少が問題となっており、ワシントン条約(CITES)の附属書IIに掲載されているため、流通する個体は適切な許可のもとで栽培・販売されたものです。水はけの良い用土と明るい日当たりを好み、過湿に弱い性質を持つため、多肉植物の基本管理が求められます。
使い方・例文
多肉植物の愛好家がコレクションに加える際に「ユーフォルビア・オベサを入手したが、雌雄異株なので実を付けさせるには雄株と雌株の両方が必要」と話す場面などで登場します。
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