ヤマウコギとは?
やまうこぎ
ヤマウコギとは、日本の山野に自生するウコギ科の落葉低木で、若芽は山菜として食べられることでも知られています。
ヤマウコギ(山五加木)は、ウコギ科ウコギ属に分類される落葉低木です。学名はEleutherococcus spinosus(旧名:Acanthopanax spinosus)とされています。日本では本州・四国・九州の山地に広く分布し、山の斜面や林縁などに生育しています。
樹高は1〜3メートル程度で、茎には下向きの鋭い刺が生えているのが特徴です。葉は5枚の小葉からなる掌状複葉で、秋には黒紫色の果実をつけます。ウコギ属には複数の近縁種があり、庭木や生け垣として利用されてきたウコギ(Eleutherococcus sieboldianus)と混同されることもあります。
ヤマウコギの利用としてとくに知られるのが山菜としての食用です。春先に芽吹いた若芽(新芽)はほのかな苦みと香りがあり、山形県など東北地方を中心に古くから食されてきました。おひたし・天ぷら・炒め物・ご飯に混ぜる「うこぎめし」などの料理法があります。
また、ウコギの根皮は漢方薬の「五加皮(ごかひ)」として利用され、強壮・鎮痛の目的で用いられてきた歴史があります。近年は機能性成分への注目も高まっており、研究対象としても扱われています。
使い方・例文
春の山菜取りシーズンに山に入ると、林の縁などでヤマウコギの若芽が採取でき、おひたしや天ぷらにして食べるのが東北地方の伝統的な食文化のひとつです。
この用語をシェア
最終更新: