ヤマアラシとは?
やまあらし
ヤマアラシとは、全身に鋭いトゲ状の針を持つ大型のげっ歯類で、その針を防御手段として使う動物です。
ヤマアラシ(山荒)は、げっ歯目ヤマアラシ科またはアメリカヤマアラシ科に分類される哺乳類の総称です。アフリカ・アジア・ヨーロッパの一部(旧世界ヤマアラシ)と北アメリカ・南アメリカ(新世界ヤマアラシ)の2つのグループに大別されます。
最大の特徴は、背中から尾にかけて生えた硬くて鋭い針(クイル)です。この針はケラチン質でできており、長いものでは30センチメートル以上に達することもあります。捕食者に狙われると体を膨らませて針を立て、後ろ向きに突進して針を刺し込む防御行動をとります。一部の種では尾の針を振ってカラカラと音を立てて威嚇します。
ヤマアラシは主に草食で、木の根・樹皮・果実・草などを食べます。夜行性の種が多く、地面を歩いて餌を探します。旧世界の種は地上性が強く、新世界のアメリカヤマアラシは木登りも得意で樹上で生活することもあります。
ヤマアラシの針は民芸品や装飾品に利用されてきた地域もあります。また「ヤマアラシのジレンマ」という心理学の比喩(近づきすぎると傷つけ合う人間関係を表す)でも広く引用される動物です。
使い方・例文
サバンナや森林の夜間サファリでヤマアラシに出会った場合、背中の針を広げてガサガサと音を立てる威嚇行動を見せることがあります。
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