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ヤトゥガとは?

やとぅが

ヤトゥガとは、中央アジアカザフスタンモンゴルなどに伝わる伝統的な擦弦楽器で、箱型の共鳴胴を持つ弦楽器の総称です。

ヤトゥガ(Yatga、またはヤトガ)は、モンゴルに伝わる伝統的な箏(こと)型弦楽器です。中国の古箏(グーチェン)や日本の箏と同じ東アジアの箏系楽器の一種に分類され、モンゴルの宮廷音楽や民俗音楽において重要な役割を果たしてきました。

楽器の構造は、長方形共鳴箱の上に複数の弦を張り、各弦の下に可動式の駒(ブリッジ)を置いて音程を調整する形式です。演奏者は指や爪を使って弦をはじいたり、こすったりして音を出します。弦の数は時代や地域によって異なりますが、現代では12弦から21弦程度のものが一般的です。

歴史的には13世紀のモンゴル帝国時代にも存在が記録されており、中国や周辺諸国との文化交流の中で発展したと考えられています。一時は宮廷音楽の主要楽器として栄えましたが、近代には演奏者が減少し、20世紀後半から伝統文化の復興運動の一環として再評価・保護されるようになりました。

現在はモンゴルの音楽学校でも教えられており、馬頭琴(モリンホール)と並ぶモンゴルを代表する伝統楽器の一つとして知られています。

使い方・例文

モンゴルの伝統音楽コンサートや文化交流イベントで演奏されるほか、民族楽器を扱う音楽図鑑や世界の楽器紹介で取り上げられます。

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