ヤツガシラとは?
やつがしら
ヤツガシラとは、ズグロモリモズ科に属するカラフルな冠羽が特徴的な鳥で、ユーラシア大陸やアフリカに広く分布し、日本では主に旅鳥として観察されます。
ヤツガシラ(戴勝)は、ブッポウソウ目ヤツガシラ科に分類される鳥です。学名はUpupa epopsで、英名は「Hoopoe(フープー)」と呼ばれます。頭部に広げると扇状になる鮮やかなオレンジ色の冠羽(かんむりばね)を持つことが最大の特徴で、その独特の外見から世界中で親しまれています。
体長はおよそ25〜32センチメートルで、体の色はオレンジ色から淡褐色が主体で、翼と尾には白と黒のストライプ模様があります。地面を歩きながら長く湾曲したくちばしを使って昆虫や幼虫・ミミズなどを探して食べます。
分布はユーラシア大陸全域からアフリカ・アジアにかけて広く、温帯から熱帯の開けた環境に生息します。日本では主に春と秋の渡りの時期に飛来する旅鳥として観察されますが、稀に繁殖記録もあります。森の縁や農耕地・河川敷など開けた場所に姿を現すことが多いです。
古来より世界各地の文化・神話・紋章に登場し、イスラエルの国鳥にも選定されています。日本でも「八頭」の字を当てるなど古くから記録があり、バードウォッチャーに人気の高い希少性の高い野鳥です。
使い方・例文
春の渡りの季節に海岸や農耕地でバードウォッチングをしていると、まれにヤツガシラが見られることがあります。
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