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モード奏法とは?

もーどそうほう

モード奏法とは、特定のスケール(旋法)を中心即興演奏する手法で、コード進行への依存を減らし音楽に開放感をもたらします。

モード奏法(Mode playing / Modal playing)とは、特定の旋法(モード/スケール)を音楽の骨格として使い、そのスケールの音を中心に演奏・即興するアプローチです。従来のビバップジャズが複雑なコード進行の流れに沿って速いテンポで演奏するスタイルだったのに対し、モード奏法ではひとつのスケールをより長い時間をかけて探求します。

モードとは、西洋音楽の教会旋法に由来する7つの基本スケール(イオニアン・ドリアン・フリジアン・リディアン・ミクソリディアン・エオリアン・ロクリアン)をはじめ、さまざまな旋法の総称です。各モードは音程の配列が異なり、それぞれ特有の響きや雰囲気を生み出します。

モード奏法の特徴をまとめると次のようになります。

  • コード進行の転換が少なく、一つのモードに長くとどまる
  • 旋律の横の流れ(水平的思考)を重視する
  • 即興の自由度が高く、音の選択幅が広がる
  • 独特の浮遊感・開放感・瞑想的な雰囲気を生み出す

この手法はマイルス・デイヴィスが1959年のアルバム「カインド・オブ・ブルー」で体系的に実践したことで広く知られるようになりました。その後ジャズのみならずロック・フュージョン・現代音楽にも影響を与えています。

使い方・例文

ギタリストがDドリアンのスケール一つを使ってセッション中に長く即興を展開する場面は、モード奏法の典型的な使われ方です。

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