モアレとは?
もあれ
モアレとは、規則的なパターンが重なり合うことで生じる意図しない縞模様・波紋のことで、印刷や映像・写真において問題となる干渉縞現象です。
モアレ(Moiré)とは、細かい規則的なパターン(格子・網点・縞など)が複数重なったとき、それぞれの周期の差異によって生じる大きな縞模様や波紋状の干渉パターンのことです。フランス語の「モワレ(絹の波紋模様)」が語源とされています。
印刷分野では、網点(ハーフトーンドット)を使ってカラー印刷を行う際、各インキの網点角度が適切でないと網点同士が干渉してモアレが発生します。これを防ぐため、CMYK各色の網点角度を一定の角度差(例:シアン75°、マゼンタ105°、イエロー90°、ブラック45°など)で設定する「スクリーン角度」の管理が重要です。
モアレが問題になる主な場面には以下があります。
- 印刷物をスキャンして再印刷するとき
- デジタルカメラで細かい格子柄の被写体を撮影するとき
- テレビ・動画撮影で縞柄の衣服が干渉縞を起こすとき
- ディスプレイ上で細かいパターンを表示するとき
対策としては、印刷では適切なスクリーン角度の設定、写真・映像ではローパスフィルターの使用や被写体の模様変更が有効です。デジタル画像処理においてもモアレ除去フィルターが各種ソフトウェアに搭載されており、品質管理の重要な要素となっています。
使い方・例文
ストライプ柄のシャツを着てテレビ出演した際に画面上で縞模様がうねって見える現象や、印刷物をスキャンしたデータを再印刷したときに干渉縞が現れる場面で登場します。
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