ハーフトーンとは?
はーふとーん
ハーフトーンとは、印刷において連続した階調を微細な点(ドット)の大小や密度で表現する技法のことです。
ハーフトーン(Halftone)とは、写真や絵画などの連続した明暗・色の変化(連続階調)を、大きさや間隔が異なる無数の小さな点(ドット)の集合によって表現する印刷技術です。新聞・雑誌・書籍など、あらゆる印刷物に使われている基本的な再現技術の一つです。
印刷インクは基本的に「乗っている」か「乗っていない」かの二値しか表現できません。そこで点の大きさを変えることで人間の目に「濃い・薄い」の階調として知覚させるのがハーフトーンの原理です。明るい部分では点が小さく間隔が広く、暗い部分では点が大きく密集します。
ハーフトーンの主な種類と関連概念は以下のとおりです。
- AMスクリーン(振幅変調):点の大きさを変えて階調を表現する従来型の方式
- FMスクリーン(周波数変調):点のサイズを一定にして密度(数)で階調を表現する方式
- 線数(lpi):1インチあたりの網点列数で精細さを示す指標
- モアレ:複数色のスクリーン角度がずれると生じる干渉縞
カラー印刷では、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック(CMYK)それぞれに異なる角度でハーフトーンスクリーンをかけることで色を重ね合わせ、豊かな色彩を再現します。デジタル時代においてもハーフトーンの原理はオフセット印刷を中心に現役で活用されており、アート・デザイン分野では意図的にハーフトーンパターンをビジュアル表現として取り入れる手法も見られます。
使い方・例文
新聞の写真を虫眼鏡で拡大すると無数の小さな点(網点)が並んでいるのが確認でき、これがハーフトーンによる階調表現の実例です。
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