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メントールとは?

めんとーる

メントールとは、ハッカなどの植物に含まれる有機化合物で、清涼感をもたらす成分として広く利用されています。

メントールは、シソ科ハッカ属の植物(ペパーミントやスペアミントなど)から得られる環状モノテルペンアルコールの一種です。化学式はC10H20Oで、複数の立体異性体が存在しますが、天然に多く含まれるl-メントール((−)-メントール)が最も強い清涼感を発揮します。

メントールが皮膚や粘膜に接触すると、冷感受容体(TRPM8)を活性化させるため、実際の温度変化がなくても「冷たい」と感じさせます。これがいわゆる「ひんやり感」の正体です。揮発性が高く、特有の爽やかな香りも持ちます。

主な用途は以下のとおりです。

  • 菓子・飲料:ミントキャンディ、ガム、ハーブティーなどの清涼剤として
  • 医薬品:のど飴、鎮痛クリーム、鼻づまり薬などに配合
  • 化粧品・日用品:歯磨き粉、シャンプー、制汗剤などの香料・清涼剤として
  • タバコ:メンソールタバコの添加物として

天然品はハッカ油の水蒸気蒸留で得られますが、現在は工業的合成も広く行われており、食品添加物や医薬品添加物として各国で認可されています。

使い方・例文

ガムやのど飴に含まれるメントールが口の中に広がると、口腔内が実際には冷えていないにもかかわらず強い清涼感を感じます。筋肉痛の塗り薬にも配合されており、患部に塗ると冷感とともに軽い麻痺感が得られます。

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