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メロエのピラミッド群とは?

めろえの ぴらみっどぐん

メロエのピラミッド群とは、現在スーダン北東部に位置する古代クシュ王国の王族墓地群で、エジプトのピラミッドより細く急勾配な形状が特徴の遺跡です。

メロエのピラミッド群は、現在スーダン共和国北東部・ナイル川東岸のメロエ(現地名:バジュラウィヤ)に広がる古代の王族墓地遺跡です。紀元前300年頃から紀元後350年頃にかけて栄えたクシュ王国(メロエ王国)の歴代の王・女王・高貴な人物の墓として建造されました。

エジプトのピラミッドと比較すると底面積が小さく高さとの比率が急で、傾斜角が65〜70度に達するものも多くあります。頂部が細くとがった独特のシルエットが特徴で、入口には小さな礼拝堂(チャペル)が設けられています。現在確認されているだけで200基以上のピラミッドが3つの主要な墓地群(南・北・西)に分散しており、その密度はエジプトを上回るとも言われます。

19世紀にイタリアの冒険家ジュゼッペ・フェルリーニが頂部を破壊して財宝を略奪したため、多くのピラミッドの先端部が失われているという悲しい歴史もあります。内部から出土した遺物はヨーロッパの各地の博物館に分散所蔵されています。

2011年にユネスコ世界遺産「メロエ島の考古遺跡群」の一部として登録されており、サハラ以南アフリカの古代文明を代表する重要な遺跡として世界的に評価されています。

使い方・例文

アフリカの古代文明や世界遺産を特集した書籍・番組で「エジプトより多くのピラミッドを持つ国」としてスーダンが紹介される際に必ず登場します。

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