メビウス(ジャン・ジロー)とは?
めびうす
メビウス(本名ジャン・ジロー)は、フランスのバンド・デシネ(フランス語圏漫画)を代表する漫画家・イラストレーターで、SF・幻想的な作風で世界的な影響を与えた巨匠です。
メビウス(Moebius)は、フランスの漫画家・イラストレーター、ジャン・ジロー(Jean Giraud)が使用したペンネームです。1938年にパリ近郊で生まれ、2012年に没しました。西部劇を描く際には「ジャン・ジロー」名義、SF・幻想的な作品には「メビウス」名義を使い分けていました。
メビウスの作風は、緻密で自由奔放な線描と、広大な宇宙・砂漠・異世界を舞台にした幻想的な物語が特徴です。代表作「アルザック(Arzach)」はセリフなしの絵物語でありながら深い世界観を持ち、「インカル(L'Incal)」はアレハンドロ・ホドロフスキーと共同制作したSF叙事詩として名高い作品です。
彼の影響は漫画の枠を大きく超え、映画・ゲーム・アニメなど多方面に及びます。映画「エイリアン」「トロン」「フィフス・エレメント」などのビジュアル・コンセプトデザインにも携わり、宮崎駿監督をはじめ多くのクリエイターが影響を受けたと公言しています。
メビウスはバンド・デシネの枠組みを世界に広め、漫画をアート表現として確立させた人物として、フランス・日本・アメリカを問わず世界中のクリエイターから敬愛され続けています。
使い方・例文
SF漫画・ビジュアルアートの文脈で「メビウスの影響を受けた」という表現がよく使われます。バンド・デシネや世界の漫画史を語る際に欠かせない名前であり、映画やゲームのアートブックでも参照されます。
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