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メタデータ収集とは?

めただーたしゅうしゅう

メタデータ収集とは、通信の内容そのものではなく「誰がいつどこで誰と通信したか」という通信の属性情報を大規模に収集・分析する情報収集手法です。

メタデータ収集とは、電話メールインターネット通信などにおいて、通信の内容(会話の言葉・メールの本文)ではなく、通信に関する付帯情報(メタデータ)を収集・蓄積分析する行為を指します。メタデータの典型例には、通話の発信者番号・着信番号・通話時刻・通話時間・接続基地局の位置情報、メールの送受信者・件名・送信時刻、ウェブサイトへのアクセス履歴などが含まれます。

メタデータ収集が大規模な社会的議論となったのは、2013年に元米国家安全保障局(NSA)職員エドワード・スノーデンが、NSAが世界規模で通話記録などのメタデータを大量収集していた「PRISM」などの監視プログラムの存在を暴露したことがきっかけです。

メタデータ収集が問題とされる主な理由は以下の点です。

  • 通信の内容は収集しないため、多くの国で合法とみなされる場合がある
  • 大量のメタデータを組み合わせると、個人の行動・思想・人間関係を詳細に把握できる
  • プライバシーの権利との深刻な緊張関係を生む
  • ジャーナリスト・活動家・弁護士の活動を萎縮させる効果がある

テロ対策・犯罪捜査の観点から国家機関による活用が正当化される一方、市民社会・プライバシー保護団体はこれを大規模な監視社会の実現と批判しています。欧州連合(EU)のGDPRなどは、メタデータを含む個人データの収集・利用に厳格な制限を課しています。

使い方・例文

捜査機関が「テロリストと同じ時間に同じ基地局に接続していた人物の一覧」を通信事業者から入手するような行為がメタデータ収集の場面であり、通話内容は取得していなくても個人の行動を追跡できる点が議論となります。

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