メソ低気圧とは?
めそていきあつ
メソ低気圧とは、通常の低気圧より小さい数十〜数百キロメートルスケールで発生する局地的な低気圧で、急速な発達と局地的な荒天をもたらします。
メソ低気圧とは、気象学における「メソスケール(中規模スケール)」、すなわちおよそ数十〜数百キロメートル程度の空間スケールで発生・発達する比較的小規模な低気圧の総称です。一般的な温帯低気圧(数千キロメートル規模)よりはるかに小さいため、通常の天気予報モデルでは捉えにくく、局地的な気象災害の原因となることがあります。
メソ低気圧には様々な種類があります。
- 日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)に伴うもの:冬季の日本海で寒気が収束して生じ、日本海側に大雪をもたらす
- 極低気圧(ポーラーロウ):北極・南極周辺の海上で発生し、暴風雪や海難事故の原因になる
- 熱帯域のメソ低気圧:台風の前段階や周辺で発達する小規模低圧域
日本でのメソ低気圧の影響として特に知られるのは冬季日本海側の大雪です。シベリアからの寒気が相対的に暖かい日本海上を流れる際に対流が活発化し、収束した帯状の雲の中にメソ低気圧が形成されると、特定の地域に集中した短時間強雪が降ることがあります。
近年の高解像度気象レーダーや数値予報モデルの精度向上によって、メソ低気圧の予測精度は改善しつつありますが、急速に発達する性質から予報が難しいケースも残っています。
使い方・例文
冬に日本海上でメソ低気圧が発生すると、短時間のうちに山陰や北陸の特定地点に集中的な大雪が降ることがあります。
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