メズザとは?
めずざ
メズザとは、ユダヤ教の慣習で家の玄関や各部屋の扉の柱に取り付ける小さな筒状の容器で、内部にヘブライ語の聖句が記された羊皮紙が納められています。
メズザ(ヘブライ語:מְזוּזָה、mezuzah)は、ユダヤ教における宗教的な習慣として、住居の扉の柱(右側の縦枠)に取り付ける小さな容器です。「メズザ」という言葉自体はヘブライ語で「扉の柱」を意味します。
容器の内側には「クラーフ」と呼ばれる小さな羊皮紙が入っており、そこにはヘブライ語聖書(タナハ)の「シェマー」(申命記6章4〜9節および11章13〜21節)の言葉が手書きで記されています。シェマーはユダヤ教における最重要の信仰告白の一節で、神への愛と戒めの遵守を説くものです。
メズザの取り付けと意味については以下の通りです。
- 扉の右側縦柱の上部1/3の位置に、斜め上向きに固定する
- 玄関だけでなく居室の扉にも付けるのが望ましいとされる
- 取り付け時には祝福の祈り(ブラハ)を唱える
- 定期的に羊皮紙の状態を確認・交換する義務がある
メズザはユダヤ人の家庭における信仰の象徴であり、家族が出入りするたびに神の言葉を意識させる役割を持ちます。伝統的には素焼きの土製や金属製のケースが用いられましたが、現代では木製・陶磁器製・ガラス製など多様なデザインのものが存在します。ユダヤ系の家庭やユダヤ人施設の入り口でよく見られ、ユダヤ文化のシンボルのひとつとなっています。
使い方・例文
ユダヤ人家庭の玄関ドアの右側に小さな筒が斜めに取り付けられている光景や、家に入る際に指先でメズザに触れて口づけする所作として見かけることがあります。
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