ムフティーとは?
むふてぃー
ムフティーとは、イスラム法(シャリーア)に基づいて宗教的な法律見解(ファトワー)を発布する権限を持つイスラム法学者のことです。
ムフティー(アラビア語: مُفْتِي)は、イスラム法(シャリーア)の解釈と法的見解の発布を専門とするイスラム学者の称号です。宗教的な問題や日常生活上の行為について、イスラム法の観点から「ハラール(許可)」か「ハラーム(禁止)」かを判断する公式見解(ファトワー)を出す役割を担います。
歴史的には、ムフティーはカリフ制やオスマン帝国などのイスラム国家において、国家が任命する公職でもありました。オスマン帝国のシェイフルイスラームはムフティーの最高位に相当し、スルタンの政策に宗教的な正当性を与える重要な地位でした。
現代においては、国によってムフティーの位置づけが異なります。
- 国家が任命する「最高ムフティー」を置く国(サウジアラビア、エジプトなど)
- 民間の宗教学者としてコミュニティに助言する個人のムフティー
- オンラインや放送を通じてファトワーを発布する現代型のムフティー
ムフティーの見解は法的拘束力を持つわけではありませんが、信者にとって日常生活や結婚・相続・食事など多くの場面で重要な指針となっています。
使い方・例文
例:「ある食品がイスラム法上食べてよいかどうか判断に迷ったとき、ムフティーに問い合わせてファトワーを得た。」
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