ミュート(金管)とは?
みゅーと
金管楽器のミュートとは、ベルに差し込んで音量を絞り、音色を変化させるための消音器具です。
ミュート(mute)は、トランペット・トロンボーン・ホルンなどの金管楽器のベル(朝顔型の開口部)に取り付け、音量を下げるとともに音色を多様に変化させるための道具です。素材や形状によって多彩なキャラクターの音を生み出せるため、表現の幅を大きく広げる役割を担います。
代表的なミュートの種類には以下のものがあります。
- ストレートミュート:最も一般的。硬くて明るい、やや鼻にかかった音色になります。
- カップミュート:ベルにカップ状の蓋をする形状で、こもった柔らかい音色が特徴です。
- ハーモンミュート(ワウワウミュート):独特の金属的な響きで、ジャズのソロなどで広く使われます。手でベルを開閉するとワウワウ効果が得られます。
- バケットミュート:綿などの吸音材を内側に詰めたバケツ型で、温かみのある柔らかな音になります。
- プランジャーミュート:配管用のゴムカップを転用したもので、手で開閉してブルージーな効果を出します。
クラシック音楽では楽譜に「con sordino(ミュートを付けて)」と指示されることがあり、ジャズや映画音楽でも音色の演出に欠かせない存在です。
使い方・例文
ジャズバンドで、トランペット奏者がハーモンミュートをベルに差し込んでソロを奏でる場面や、オーケストラのトランペットパートに「ミュートをつけて」と指示が書かれる場面で登場します。
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