ミネラルガラスとは?
みねらるがらす
ミネラルガラスとは、時計の風防や光学レンズなどに広く使われる、強化処理を施した無機ガラスのことです。
ミネラルガラスとは、珪砂(二酸化ケイ素)を主成分とする無機ガラスを熱処理や化学処理によって強化したものです。一般的なガラスと同じ原料を使いながら、製造工程での強化処理によって耐久性を高めているのが特徴です。
強化の方法には主に2種類あります。
- 熱強化(風冷強化): 成形したガラスを高温に加熱した後、急速に冷却することで表面に圧縮応力を生じさせ、強度を上げる方法。
- 化学強化: カリウムイオンを含む溶液に浸すことで、ガラス表面のナトリウムイオンを置換し、密度を高めて強化する方法。
ミネラルガラスは特に腕時計の風防(文字盤を覆う透明な板)として広く採用されており、エントリーモデルからミドルクラスの時計に多く使われています。サファイアクリスタルと比べると傷がつきやすい反面、割れにくく、コストが低いというメリットがあります。また、眼鏡レンズや一部の光学機器にも利用されています。
日常的な使用では擦り傷が徐々につきますが、ガラス研磨剤で磨くと傷を目立たなくできる点も実用上の利点です。素材としてのコストパフォーマンスの高さから、現在も幅広い製品に採用され続けています。
使い方・例文
腕時計を選ぶ際に「風防素材: ミネラルガラス」と記載されていれば、強化ガラス製の風防を使った時計であることを意味し、サファイアクリスタル製より価格が抑えられていることが多いです。
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