ミスキート族とは?
みすきーとぞく
中央アメリカのカリブ海沿岸、特にニカラグアとホンジュラスの沿岸地域に暮らす先住民族です。
ミスキート族(Miskito、Miskitu)は、中央アメリカのカリブ海沿岸に暮らす先住民族で、主にニカラグア北東部の自治州「北カリブ海沿岸自治地域(RACCN)」および「南カリブ海沿岸自治地域(RACCS)」、そしてホンジュラスのモスキティア地方(La Mosquitia)を中心に居住しています。
ミスキート族が暮らす地域は「モスキート・コースト」とも呼ばれ、熱帯雨林と湿地帯が広がる中央アメリカ最大の原生的自然地域の一つです。この地名は「モスキート」(蚊)からではなく、ミスキート族の名に由来するという説が有力です。
ミスキート族の特徴は以下の通りです。
- ミスキート語(チブチャ語族に関連するとされるが独立した言語群)を話す
- 17世紀以降、イギリスとの交易・同盟関係を通じて独自の政治体制(ミスキート王国)を発展させた歴史がある
- 漁業・狩猟・小規模農業を組み合わせた伝統的生活を継続している
- ニカラグア内戦(1980年代)では政府との対立により多数が難民化した経緯がある
現在もミスキート族は独自の文化と言語を維持しながら、ニカラグアとホンジュラスにまたがって生活しています。先住民の土地権をめぐる問題や自然資源の管理が、現代の重要な課題となっています。
使い方・例文
中央アメリカの地図で「モスキート・コースト」とある地域が、ミスキート族の伝統的な居住エリアです。ニカラグア・ホンジュラスの授業や地誌の文脈で登場します。
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