マーティン・パーとは?
まーてぃん・ぱー
マーティン・パーとは、イギリス出身の写真家で、カラー写真による大衆文化・消費社会・観光の皮肉な観察で知られる現代写真の第一人者です。
マーティン・パー(Martin Parr、1952年〜)は、イギリスの写真家です。ヨークシャー生まれで、マンチェスター・ポリテクニクで写真を学びました。1994年に名門写真エージェンシー「マグナム・フォト」に加入し、2002〜2004年には会長職も務めました。
パーの写真は、鮮やかな発色と近距離からの視点を特徴とします。イギリスをはじめとする西洋社会の休暇・レジャー・食文化・買い物といった日常のシーンを捉え、消費社会・大衆文化の過剰さやグローバル化の画一性を、ユーモアと批評の目でとらえた作品が多いです。被写体に対して批判的でありながらも親しみを感じさせるアンビバレントなまなざしが、作風の核心にあります。
代表的な写真集には、イギリス北部の労働者階級の余暇を記録した初期作品「Bad Weather」「The Last Resort」、消費社会を俯瞰した「The Cost of Living」「Common Sense」などがあります。また写真集の蒐集家としても知られ、マーティン・パー財団はブリストルに拠点を置き、写真文化の普及に取り組んでいます。
その影響力は写真界にとどまらず、ファッション誌や広告分野でも活躍し、現代のドキュメンタリー写真とアート写真の境界を問い直す存在として高い評価を得ています。
使い方・例文
「マーティン・パーの写真を見ると、観光地でのありふれた風景が急に批評的な意味を帯びて見えてくる」のように、現代写真・ドキュメンタリーを語る文脈で登場します。
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