マリンバ(アフリカン)とは?
あふりかんまりんば
アフリカン・マリンバとは、サブサハラアフリカに古くから伝わる木製の鍵盤打楽器で、下部に取り付けたひょうたんや共鳴管が豊かな響きを生む民族楽器です。
アフリカン・マリンバは、アフリカ大陸中・南部の諸民族に伝わる伝統的な打楽器です。木製の音板(キーバー)を音階順に並べ、マレット(ばち)で叩いて演奏します。音板の下には乾燥させたひょうたん(カラバッシュ)または竹・木製の共鳴管が取り付けられており、これが倍音豊かで温かみのある独特のサウンドを生み出します。
アフリカン・マリンバは主にマラウイ・ジンバブエ・モザンビーク・南アフリカなどで演奏されてきました。なかでもチョピ族(モザンビーク)のティンビラやジンバブエのマリンバアンサンブルは世界的に知られており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
西洋のコンサートマリンバとの主な違いは以下の通りです。
- 共鳴体にひょうたんを使用し、特有のバズ音(ミルリトン効果)がある
- 音板の素材・音律が地域・民族によって異なる
- 独奏より複数奏者によるアンサンブル演奏が多い
- 音域や調律が地域独自の音楽体系に基づく場合がある
アフリカン・マリンバは儀礼・祭礼・祝宴など社会的場面で重要な役割を担ってきました。20世紀にアメリカ大陸に伝わったマリンバが発展し、現在のコンサートマリンバや中南米のマリンバへとつながったとされており、世界の打楽器文化のルーツの一つとして音楽史上も重要な楽器です。
使い方・例文
アフリカ音楽のワークショップでひょうたん付きのアフリカン・マリンバを初めて体験した参加者が、その独特の振動を伴う響きに驚く、といった場面でよく紹介されます。
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