マラッカ海峡とは?
まらっかかいきょう
マラッカ海峡とは、マレー半島とスマトラ島の間に位置する海峡で、アジアと欧州を結ぶ世界有数の海上交通の要衝です。
マラッカ海峡は、東南アジアのマレー半島(マレーシア・タイ・シンガポール側)とインドネシアのスマトラ島の間に挟まれた細長い海峡です。全長はおよそ800キロメートル、最も狭い部分では幅が約40キロメートルほどしかなく、世界的に見ても非常に通航量の多い重要な水道のひとつです。
インド洋と南シナ海(太平洋)を最短距離で結ぶ航路として、古くから東西交易の大動脈でした。中国・日本・韓国が輸入する石油の多くはこの海峡を通過しており、現代においても世界の海上貿易の約3割がここを通過するとも言われています。このため、この海峡を支配することは古来から地政学的に非常に重要な意味を持ちました。
歴史的にはスリーヴィジャヤ王国やマラッカ王国がこの海峡の交易を掌握して栄え、15世紀にはマラッカ王国がイスラム教を採用してイスラム商人の中継拠点となりました。16世紀にポルトガルがマラッカを占領して以来、オランダ・イギリスと植民地支配が続きました。現在はマレーシア・シンガポール・インドネシアの3カ国が沿岸を管轄し、海賊対策や環境保護での国際協力が行われています。
使い方・例文
タンカーや貨物船の航路を説明するニュースや、東南アジアの地政学リスクを議論する場面でよく登場する地名です。
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