マムールとは?
まむーる
マムールとは、中東・アラブ圏発祥のナツメヤシやナッツを詰めた伝統的な焼き菓子で、イスラムの祝祭日に欠かせないお菓子です。
マムール(ma'amoul)は、レバノン・シリア・ヨルダン・パレスチナなどアラブ諸国で広く作られる伝統的な詰め物クッキーです。小麦粉とセモリナ粉を混ぜた生地に、甘く煮たナツメヤシのペースト(デーツ)やくるみ・ピスタチオのフィリングを詰めて焼き上げます。
生地にはバターやギー(精製バター)、バラ水・オレンジフラワーウォーターが加えられ、独特の香りとサクほろとした食感を生み出します。型押しの木型(タービ)を使って菊や格子などの模様を付けるのが伝統的な作り方で、フィリングの種類によって形を変えて識別できるようにする家庭も多いです。
フィリングの主なバリエーションは以下のとおりです。
- デーツ(ナツメヤシ):最もポピュラーで甘みが豊か
- くるみ:砕いたくるみにシナモンや砂糖を混ぜる
- ピスタチオ:細かく刻んでバラ水で香りを付ける
イスラム教の断食明け祭り(イード・アル=フィトル)やキリスト教のイースターなど、宗教行事の際に家族総出で大量に作り、贈り物や来客へのもてなしに使う文化が根付いています。日本でも中東料理店や輸入菓子として入手できるようになっています。
使い方・例文
ラマダン明けのお祝いに親戚が集まる場面で、手作りのマムールを皿に並べてお茶と一緒に振る舞うのが中東の伝統的なもてなし方です。
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