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マトリックスメタロプロテアーゼとは?

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マトリックスメタプロテアーゼとは、細胞外マトリックスを分解する酵素群で、組織リモデリングや炎症、老化に深く関与するタンパク質です。

マトリックスメタプロテアーゼ(Matrix Metalloproteinase、略称:MMP)は、亜鉛イオンを活性中心に持ち、コラーゲンフィブロネクチンラミニンなどの細胞外マトリックス(ECM)成分を分解する酵素ファミリーです。現在、ヒトでは20種以上のMMPが同定されています。

MMPは組織の正常な改造(リモデリング)に不可欠な役割を担っていますが、過剰な活性化はさまざまな病態に関与することが知られています。

主な働きと関連疾患は以下の通りです。

  • 皮膚の老化:紫外線刺激によりMMPが活性化し、真皮のコラーゲンやエラスチンを分解→シワ・たるみの原因に
  • 炎症・関節疾患:関節リウマチや変形性関節症においてMMPが軟骨を破壊
  • がん浸潤・転移:腫瘍細胞がMMPを利用してバリアを破り周囲に広がる
  • 傷の修復:適切な量のMMP活性が瘢痕形成に必要

スキンケアの分野ではMMP阻害剤(MMP inhibitor)の研究が進んでおり、レチノールやビタミンC誘導体などはMMPの産生を抑えることで抗老化効果を発揮するとされています。医薬品としても、MMP阻害を標的とした抗がん剤・抗炎症薬の開発が進められています。

使い方・例文

「紫外線でMMPが増えてコラーゲンが壊される」という表現は美容・皮膚科学の解説でよく登場し、日焼け止めや抗酸化スキンケアの重要性を説明する文脈で使われます。

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