マスク幕とは?
ますくまく
マスク幕とは、舞台の袖や上部を隠すために吊るされる黒い布幕で、観客から舞台裏を見えなくするために使われます。
マスク幕とは、劇場や舞台において舞台の左右の袖(そで)や上部の空間を隠すために設置される、主に黒色の布幕の総称です。観客の視野から照明機器・スタッフ・道具などの舞台裏を遮断し、舞台上の演技空間を整然と見せる役割を担います。
マスク幕には設置位置や機能によっていくつかの種類があります。
- 袖幕(そではく):舞台の左右両側に垂直に吊られ、舞台の横方向を隠す幕
- フライカーテン(上部マスク):舞台上部の吊り物や照明バトンを隠すために横に渡して吊られる幕
- ボーダーライトマスク:ボーダーライトの前面に取り付け、光源を直接見えなくする小型の幕
マスク幕の素材には光を透過しにくいベルベットや厚手の綿素材が用いられ、黒色が基本ですが、演出によっては白・グレーなど他の色が使われることもあります。幕の配置・枚数・奥行きを調整することで、舞台の見え方や演技エリアの広さを変えることができます。
マスク幕の適切な設置は、照明効果を最大限に引き出し、観客を演技の世界に集中させるための重要な技術的要素です。舞台監督や舞台スタッフが仕込み(舞台設営)の段階で丁寧に調整します。
使い方・例文
コンサートや演劇の仕込み時に、袖幕の位置と角度を調整することで、どの客席からも舞台袖のスタッフや照明機器が見えないよう整える作業が行われます。
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