マスカット・ベーリーAとは?
ますかっとべーりーえー
マスカット・ベーリーAとは、川上善兵衛が育成した日本産ワイン用ブドウの代表品種で、フルーティーな香りと軽やかな赤ワインを生み出すことで知られます。
マスカット・ベーリーA(Muscat Bailey A)は、日本のブドウ育種家・川上善兵衛(1868〜1944年)が新潟県の岩の原葡萄園で育成した日本を代表するワイン用赤ブドウ品種です。ベーリー(Bailey)とマスカット・ハンブルグ(Muscat Hamburg)を交配して作られ、日本の気候に適応した品種として広く普及しました。
品種としての主な特徴は以下のとおりです。
- 果実は黒紫色の中〜大粒で、糖度が高く、独特のフォクシー香(甘いキャンディのような香り)を持つ
- 病害(灰色カビ病・べと病)に比較的強く、日本の多雨な気候でも栽培しやすい
- 収穫は9月下旬〜10月頃
- 生食用としても利用される
このブドウから作られるワインは、赤みが明るく、いちごやチェリーを思わせる果実香と、軽〜ミディアムボディが特徴です。日本ワインの中でも特に親しみやすいスタイルとして人気があり、国内のワイナリーで広く醸造されています。
国際的にも評価が高まっており、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)にも品種として登録されています。山梨・新潟・長野などが主な産地で、日本ワインブームの中で国産品種の旗手的存在となっています。
使い方・例文
ワインショップで「国産赤ワイン・マスカット・ベーリーA使用」と記載されたボトルを選ぶ場面や、和食との相性を紹介するワイン記事でよく登場する品種名です。
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