マウンテン・ゴリラ保護区(ビルンガ国立公園)とは?
まうんてん・ごりらほごく
ビルンガ国立公園はアフリカ中央部に位置し、絶滅危惧種のマウンテンゴリラを保護する世界最古の国立公園のひとつです。
ビルンガ国立公園は、コンゴ民主共和国の東部に位置するアフリカ最古クラスの国立公園です。ルワンダおよびウガンダと国境を接する山岳地帯に広がり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
この公園が世界的に注目される最大の理由は、野生のマウンテンゴリラが生息していることです。マウンテンゴリラは世界全体でも1,000頭前後しか存在せず、ビルンガ山塊はその主要生息地のひとつとなっています。長年にわたる密猟や内戦による生息地破壊が個体数を激減させましたが、国際的な保護活動によって近年は個体数がわずかながら回復傾向にあります。
公園内の主な特徴は以下のとおりです。
- 標高5,109メートルのルウェンゾリ山系に連なる火山群
- 熱帯雨林から高山植生まで多様な生態系
- ゴリラのほかチンパンジー・オカピなど希少動物が生息
- エコツーリズムを通じた保護資金の確保
ただし同地域は政治的不安定が続いており、保護区の管理や研究者・観光客の安全確保が常に課題となっています。保護活動と地域社会の持続可能な発展をいかに両立させるかが、現在も国際社会全体の関心事となっています。
使い方・例文
「ビルンガ国立公園でのゴリラ・トレッキングは、保護区内の個体群を間近で観察できる貴重な体験として、世界中の自然愛好家に知られている。」
この用語をシェア
最終更新: