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マイボーム腺機能不全とは?

まいぼーむせんきのうふぜん

マイボーム腺機能不全とは、まぶたにある脂腺(マイボーム腺)が正常に機能せず、涙の油層が乱れてドライアイや眼の不快感を引き起こす眼科的な状態です。

マイボーム腺機能不全(Meibomian Gland Dysfunction、略称MGD)は、まぶたの縁に並ぶマイボーム腺(瞼板腺)が詰まったり、分泌物の質が変化したりすることで、涙の最外層を形成する脂質層が不安定になる状態です。ドライアイの主要な原因のひとつとされています。

マイボーム腺は上下のまぶたに合計約50〜75個あり、涙液の蒸発を防ぐ油脂(マイボム油)を分泌します。MGDではこの腺が閉塞または萎縮し、分泌が減少・変質します。

主な症状と特徴は以下のとおりです。

  • 目のゴロゴロ感・異物感・充血・かすみ
  • まぶたの縁の発赤や脂の詰まり(瞼縁炎を合併しやすい)
  • 朝起きたときの目やに・まぶたのこわばり感
  • 長時間のスクリーン作業や乾燥した環境で症状が悪化しやすい

診断は細隙灯顕微鏡によるまぶた縁の観察や、腺の分泌物を圧出して質を評価する方法で行います。治療にはホットタオルなどによる温罨法、まぶた縁のマッサージ・清潔ケア(リッドハイジーン)、点眼薬、重症例では医療機器による腺の加温・疎通処置が用いられます。

使い方・例文

パソコン作業が多いオフィスワーカーが「目が乾く・夕方になるとかすむ」と眼科を受診したところ、マイボーム腺機能不全と診断されてまぶたの温罨法を指導される、というケースが増えています。

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