マイクワークとは?
まいくわーく
マイクワークとは、収録時にマイクとの距離や角度を意識的にコントロールして、声の表現を効果的に伝える技術です。
マイクワークとは、声優・俳優・歌手などが録音・収録の現場でマイクロフォンとの距離、角度、向きを意図的に調整することで、声の音質や表現のニュアンスを意のままにコントロールする技術です。舞台演技と異なり、スタジオ収録では声の大小よりもマイクとの関係が音の出来栄えを大きく左右します。
基本的なマイクワークの要素には次のものがあります。
- 距離のコントロール:マイクに近づくことで声に迫力や親密感が生まれ、遠ざかることで空間的な広がりを表現できる
- 角度の調整:口をマイクに正対させるか斜めに向けるかで、声の硬さや柔らかさが変わる
- ポップノイズの回避:「パ」行や「バ」行などの破裂音によるノイズを防ぐため、角度や距離を微調整する
- 息づかいの管理:吐息がそのまま収音されるため、表現と雑音の境界を把握する必要がある
特に声優業界では、囁き声・叫び声・通常会話と場面ごとに求められる音像が異なるため、瞬時にマイクとの関係を切り替える能力が求められます。優れたマイクワークはポストプロダクションの編集作業を減らし、収録効率の向上にも貢献します。
使い方・例文
声優がアニメの収録中に激しい叫び場面でマイクから少し距離を取り、囁き場面では口元を近づけて息感を出す、といった形で活用されます。
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