ポリカーボネートとは?
ぽりかーぼねーと
ポリカーボネートとは、透明性・耐衝撃性・耐熱性に優れたプラスチックの一種で、眼鏡レンズや防弾ガラスなど幅広い用途に使われています。
ポリカーボネート(Polycarbonate、PC)は、カーボネート基(-O-CO-O-)を主鎖にもつ熱可塑性プラスチックです。1950年代に工業化された比較的新しい素材ですが、その優れた性能から現在では世界中で広く使われているエンジニアリングプラスチックのひとつです。
ポリカーボネートの主な特性は以下のとおりです。
- 高い透明性:ガラスに匹敵する光線透過率をもち、光学製品に適しています。
- 優れた耐衝撃性:一般的なプラスチックの数倍〜数十倍の耐衝撃性をもち、割れにくいです。
- 耐熱性:120〜130℃程度の耐熱温度があり、高温環境でも変形しにくいです。
- 電気絶縁性:電気を通しにくい性質があり、電子部品にも適しています。
これらの特性から、ポリカーボネートは非常に幅広い分野で活用されています。主な用途としては、眼鏡レンズ・スポーツゴーグル・防弾ガラス・ヘルメットのシールド・自動車のヘッドランプカバー・CD/DVDの基板・医療機器・建築用の採光パネルなどが挙げられます。
一方で、有機溶剤に弱い・長期間の紫外線照射で黄変することがある・ポリカーボネートの原料に用いられるビスフェノールAに関して環境・健康への影響が議論されているなどの課題もあります。現在は代替素材の開発も進んでいます。
使い方・例文
スポーツ用サングラスのレンズにポリカーボネートが使われているのは、軽くて割れにくく、衝撃から目を守る性能が高いからです。
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