ポジショニングとは?
ぽじしょにんぐ
ポジショニングとは、患者の身体を枕やクッションなどを用いて最適な姿勢に整えることで、褥瘡の予防・呼吸の改善・疼痛軽減・ADL向上を図る看護・リハビリテーションの技術です。
ポジショニング(Positioning)とは、患者の体幹・四肢を枕・ウェッジクッション・体位変換クッションなどの用具を用いて、目的に応じた姿勢に整える技術です。看護ケアおよびリハビリテーションの基本技術のひとつとして位置づけられています。
ポジショニングの主な目的は以下のとおりです。
- 褥瘡(床ずれ)予防:圧迫される部位を分散させ、骨突出部への持続的な圧力を軽減します。
- 呼吸機能の改善:肺の換気効率が良い姿勢(半座位・側臥位など)に保つことで、誤嚥や無気肺を防ぎます。
- 疼痛・苦痛の軽減:関節の拘縮や筋緊張を緩和し、快適さを高めます。
- 廃用症候群の予防:適切な肢位を保つことで関節可動域の維持を助けます。
リハビリテーション領域では、脳卒中後の麻痺肢の管理や、重症心身障害児の学習・活動参加を支えるためのポジショニングも重要です。適切な道具選択・定期的な体位変換(一般的に2時間ごとが推奨されることが多い)・多職種チームでの共有が実践の要点となります。
使い方・例文
長期臥床の患者の仙骨部への圧迫を避けるため、30度側臥位にして体幹背部にウェッジクッションを当て、骨突出部が直接マットレスに触れないようにするのがポジショニングの典型例です。
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