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ボードワン1世 (エルサレム王)とは?

ぼーどわんいっせい

ボードワン1世はエルサレム王国の初代国王で、第1回十字軍後にキリスト教国家としてエルサレムを統治した人物です。

ボードワン1世(Baudouin Ier de Jérusalem、約1058〜1118年)は、エルサレム王国の初代国王(在位1100〜1118年)です。フランス北部ブーローニュ伯家の出身で、兄ゴドフロワ・ド・ブイヨンとともに第1回十字軍(1096〜1099年)に参加しました。

十字軍のエルサレム攻略(1099年)後、兄ゴドフロワはエルサレムの支配者となりましたが「王」の称号を辞退し、「聖墳墓の守護者」を名乗りました。翌1100年にゴドフロワが没すると、ボードワンがエルサレムに赴き、正式に「エルサレム王」の称号を受けて即位しました。

ボードワン1世の治世の主な特徴は以下の通りです。

  • エルサレム王国の領域拡大——アッコン・シドン・ベイルートなど地中海沿岸の主要都市を攻略
  • 十字軍国家の制度的基盤(封建制)の整備
  • エジプトのファーティマ朝との複数回にわたる戦闘
  • 内陸部への領域拡張と要塞化政策

ボードワン1世はおよそ18年間にわたる治世の中でエルサレム王国を安定した国家へと発展させ、後継の十字軍国家群(アンティオキア公国・エデッサ伯国・トリポリ伯国)との連携体制を構築しました。中東遠征中に病死し、エルサレム近郊に葬られています。

使い方・例文

「ボードワン1世はエルサレム王として地中海沿岸の港市を次々に攻略し、十字軍国家の存続に不可欠な海路補給路を確保した」というように、十字軍史の文脈で重要人物として登場します。

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