ボックスプリーツとは?
ぼっくすぷりーつ
ボックスプリーツとは、生地や紙を箱状に折り重ねる技法で、衣服の布ひだや折り紙の構造的表現に広く使われる折り方のことです。
ボックスプリーツ(Box Pleats)とは、素材の一部を左右対称に内側へ折り込み、表面から見ると平らな「箱型のひだ」を形成する折り技法です。洋裁・服飾の分野で生まれた概念ですが、折り紙の世界にも応用されています。
基本的な構造は、中央の折り目を山折りにして左右から谷折りで挟む形になります。正面から見ると一直線に見えますが、裏側や断面には箱状の空間ができます。この構造は、引っ張ると均等に広がる伸縮性と、圧縮したときの安定性を両立します。
ボックスプリーツが使われる主な場面は以下のとおりです。
- スカートやシャツの前立てなど服飾のデザイン
- 折り紙で昆虫の脚や翼の連続した構造を再現するとき
- 地図や説明書など大判紙の整然とした折り畳み
- 建築モデルの折り紙構造設計
折り紙の文脈では、ボックスプリーツを格子状に組み合わせることで、複数の「フラップ」(紙の先端部)を効率よく生み出す設計ができます。ロバート・ラングやエリック・ジョワゼルらが設計する昆虫・多足類の作品でよく採用される技法で、複雑な造形の基盤となっています。
使い方・例文
折り紙でカブトムシを作る際、ボックスプリーツを格子状に配置することで6本の脚と大きなツノを一枚の紙から取り出すことができます。
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