ペディメントとは?
ぺでぃめんと
ペディメントとは、古代ギリシャ神殿の正面に設けられた三角形の切妻部分で、柱の上に載る建築装飾の要素です。
ペディメント(pediment)とは、西洋建築において柱廊(コロネード)の上部に設けられた三角形の切妻状の部分を指します。古代ギリシャ建築を起源とし、その後のローマ建築やルネサンス・バロック・新古典主義建築にも広く取り入れられました。
古代ギリシャの神殿では、ペディメント内部の三角形の空間(ティンパヌム)に神話を題材とした彫刻が施されていました。アテナイのパルテノン神殿のペディメントには、アテナ女神の誕生やアテナとポセイドンの争いを描いた彫刻群が飾られていたことが知られています。これらの彫刻はエルギン・マーブルとして現在は大英博物館に所蔵されています。
形状にはいくつかの種類があります。
- 三角形ペディメント:最も基本的な形
- セグメンタルペディメント:弧を描いた曲線形
- 破断ペディメント:頂点部分が意図的に切り離された形
近代以降も裁判所・美術館・銀行などの公共建築に権威や格式を示す装飾として用いられており、現代の建築や室内インテリアにも古典的なモチーフとして引用されています。
使い方・例文
「国会議事堂や大学の正門などでペディメントが設けられているのは、その建物の公共性と権威を示すためです。」
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