ペセタとは?
ぺせた
ペセタとは、スペインがユーロを導入する2002年まで使用されていた法定通貨で、長年スペイン経済を支えた歴史的な通貨です。
ペセタ(Peseta)とは、スペイン王国でかつて使用されていた法定通貨です。通貨コードはESP、記号はPtaまたはptsが使われていました。1ペセタ=100センティモ(centimo)の補助単位を持っていましたが、物価上昇によりセンティモはほとんど流通しなくなっていました。
ペセタは1869年に導入され、当初はラテン通貨同盟(フランス・ベルギー・イタリアなどと共通の金本位制度)の一角を担っていました。その後スペインは金本位制から離脱し、ペセタは独自の変動を経ながらスペインの経済通貨として機能し続けました。
20世紀後半、スペインはフランコ独裁体制から民主化へ移行し、1986年にはEC(欧州共同体、現EU)に加盟しました。1999年にはユーロを会計通貨として採用し、2002年1月1日からユーロ紙幣・硬貨の流通が始まったことで、ペセタは正式に廃止されました。交換レートは1ユーロ=166.386ペセタで固定されています。
現在ペセタはスペイン銀行で一定期限のある条件のもとでユーロへの交換が可能ですが、通貨としての効力は失われています。コレクターにとっては歴史的なコインや紙幣として価値を持ちます。
使い方・例文
1990年代にスペインを旅行した人は現地でペセタを使いましたが、2002年以降はユーロに統一されたため、現在のスペインではペセタは使えず、歴史的な通貨として語られる存在です。
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