ベルヌーイ試行とは?
べるぬーいしこう
ベルヌーイ試行とは、結果が「成功」か「失敗」の二択のみで、毎回同じ確率で独立して繰り返される確率実験のことです。
ベルヌーイ試行(Bernoulli trial)とは、確率論における最も基本的な確率モデルの一つで、次の条件を満たす試行を指します。
この概念はスイスの数学者ヤコブ・ベルヌーイにちなんで名づけられており、確率論の礎となった概念の一つです。身近な例としては、コインを投げる実験(表が成功、裏が失敗)が典型的なベルヌーイ試行です。
ベルヌーイ試行はそれ自体がシンプルなモデルですが、これを複数回繰り返すことで二項分布(Binomial distribution)が導かれ、統計学・品質管理・医学など多くの分野で応用されます。たとえばn回の試行でちょうどk回成功する確率は、二項分布の公式によって計算できます。
また、成功するまでの試行回数を扱う幾何分布や、複数の結果を扱う多項分布もベルヌーイ試行の概念を拡張したものです。機械学習における分類問題や、A/Bテストの有意差検定など、現代のデータ分析でも基礎的な役割を果たしています。
使い方・例文
「コインを10回投げたとき表が何回出るかを求める問題は、各投げがベルヌーイ試行であり、その合計が二項分布に従うことを利用して解きます」のように確率の授業や統計解析で登場します。
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