ベルニーニとは?
べるにーに
ベルニーニとは、17世紀イタリアを代表するバロック彫刻家・建築家で、ローマの景観を大きく形作った芸術家です。
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(Gian Lorenzo Bernini、1598〜1680年)は、イタリア・バロック芸術の最高峰に位置する彫刻家・建築家・画家です。ナポリに生まれ、ローマで活躍し、生涯を通じて教皇庁の重要プロジェクトを担いました。
ベルニーニの彫刻は、大理石という硬い素材に生き生きとした動きや感情、柔らかな布のひだや人肌の質感を表現する卓越した技巧で知られています。代表作には次のものがあります。
- 「アポロンとダフネ」(1625年頃)— 神話の瞬間を切り取った動的な大理石像
- 「聖テレジアの法悦」(1652年頃)— 劇的な光と宗教的恍惚感の表現
- 「ダビデ」(1624年)— 石を投じる直前の緊張感を表した像
建築家としてもバチカン・サン・ピエトロ広場の大列柱廊(コロナード)を設計し、ローマ市内には「バルカッチャの泉」「トリトーネの泉」「ナヴォーナ広場の四大河の噴水」など多くの噴水・広場を残しました。
ベルニーニはバロック芸術において彫刻・建築・空間演出を統合する総合芸術家として活躍し、その様式は後代のヨーロッパ美術に深い影響を与えました。
使い方・例文
「サン・ピエトロ広場を囲む壮大な列柱廊はベルニーニの設計によるもので、ローマ観光の象徴的な光景となっている。」のように、美術史や旅行・建築の話題でよく登場します。
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