ベルナール・ビュッフェとは?
べるなーるびゅっふぇ
ベルナール・ビュッフェは、鋭い黒い輪郭線と荒廃した雰囲気の絵画で20世紀フランスを代表する存在感あふれる画家です。
ベルナール・ビュッフェ(Bernard Buffet、1928〜1999年)は、フランス・パリ生まれの画家です。10代でパリ国立高等美術学校に入学し、弱冠20歳で批評家賞を受賞するという早熟な才能を示しました。貧困・孤独・戦後の虚無感を表す鋭く荒々しい線描と、くすんだ色彩による独自の画風は、戦後フランスの実存主義的気分と呼応して大きな支持を集めました。
ビュッフェ作品の最大の特徴は、漆黒の輪郭線による人物・静物・風景の描写です。細く引き伸ばされた人体、刺のような建物や物体、乾いた色調から成るその世界観は、一目でビュッフェとわかる強い個性を放っています。
主な制作ジャンルには次のものがあります:
- 宗教画(キリストの受難シリーズなど)
- 都市風景・建築
- 静物画(花・魚・日用品)
- ピエロ・サーカスをモチーフにした作品
生前から商業的に大成功を収め、作品は世界中の美術館やコレクターに収められました。日本でも熱心なファンが多く、静岡県に専門のベルナール・ビュッフェ美術館が設立されています。晩年はパーキンソン病により制作が困難となり、1999年に自らの生涯を終えました。
使い方・例文
フランス近現代絵画の画集でベルナール・ビュッフェの名前が出てくるとき、黒い輪郭線で描かれた独特の人物画や都市風景がその解説とともに掲載されています。
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